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★第63回      江戸甘味噌の本をつくりましょう        ★
  

 今年も余日少なくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
年の瀬も押し迫り、新年を迎える準備に追われている頃ではないでしょうか。
御多忙の折ではございますが、お体に気を付けて良き新年をお迎えください。


今回は、『江戸甘味噌の本をつくりましょう』をお届けします。
 

江戸甘味噌は、弊社の主力商品の一つで、創業以来作り続けている味噌です。
江戸甘味噌の商標は、東京都味噌工業協同組合(以下、東京組合)が、地域団体登録
商標として保持しており、その使用に関しては、許可が必要となっております。
弊社は、東京組合の発足以来の加盟員ですので、商標の使用は、許されています。

さらに江戸甘味噌は、東京都地域特産品認証食品として、東京都の認証を得て
います。
このように江戸甘味噌は、弊社にとってだけでなく、東京組合にとっても、
ある意味、存在意義を背負った味噌でもあります。

しかし、その歴史や変遷については、加盟各社がなんとなく漠然とした歴史認識や
エピソードがあるだけで、根拠のある歴史資料や、文献が整理共有されていない
ということが、ありました。
東京組合のHPには、江戸甘味噌がメインの題材として取り上げられてはおりますが、
その歴史関連としての内容は、限られた幾つかのエピソードに過ぎません。

江戸甘味噌を東京の地域の味噌として、今で言うところの「レコメンド」だったり
「推し」にして来た弊社を始めとする東京組合の組合員としては、「名称として、
江戸甘味噌と名乗っているのだから、歴史的には江戸時代から存在した味噌である
ことは、間違いない。」としか言いようがないほどの歴史的なデータが少ないことに、
頭を痛めており、東京組合としても、大きなペンディング事項でした。

新聞やテレビといったメディアも、江戸甘味噌に興味を持っていただき、平成25年
には、テレビ朝日系の長寿番組「食彩の王国」で江戸甘味噌の巻として、全国放送
されました。

その内容は、戦前は、東京の味噌の需要の6割を占めていたこと。
太平洋戦争中に贅沢品として、製造が禁止されたこと。
昭和26年に統制が解除になって、復活したこと。
この3点でした。

残りの内容は、弊社の江戸甘味噌の製造風景も映りましたが、江戸甘味噌の特徴を
生かした味噌料理を料理研究家が江戸時代の再現し、フレンチのシェフが新メニューを
開発した。という、ほぼ料理番組でした。

このような形でメディアに紹介してもらうことは、江戸甘味噌の認知度を上げると
ともに、ブランド力の向上につながることは、間違いありません。
しかし、料理素材としては、魅力があったとしても、歴史ある味噌と謳っていながら、
歴史的なデータやエピソードが少ないというのは、話題として、取り上げてもらえない
ことになります。

大きなことを言えば、メディア戦略に大きな欠陥が生じていることになります。
もう一つ、歴史的な資料を入手することに対して、差し迫った問題がありました。
それは、昭和の最後の頃に東京組合の加盟メーカーが、製造部門を縮小するという
ことがありました。

その当時は、各社で江戸甘味噌を醸造していました。
その当時の工場長などの味噌の製造を取り仕切っていた人たちが、相当の年齢になり、
その会社の先輩から聞いた江戸甘味噌の関連情報や、製造上の知識がその人ともに
失われることとなりそうだったためです。

今で言うところのオーラルヒストリーを作成しておかないと、ますます江戸甘味噌の
歴史的な資料が失われてしまうという危機感を持っていました。
(幸いにして、味噌屋関係者は長生きとはいえ、インタビューをした皆さんは、80才を
超えていました。それ以下の人は、編集委員になってもらいました。)

最後に、これは、意外なことなのですが、味噌関連の書籍で、料理本は数多くありますが、
歴史関係の本は数が少なく、昭和33年発行「味噌沿革史」、昭和41年発行「醸界風土記」、
平成13年「みそ文化誌」の3冊しかないことです。
ここに並ぶような江戸甘味噌の本ができれば、関係者としては、後世に対し、ささやか
なりとも資料を残せたことになるのではないかと、思いました。

今回は、江戸甘味噌の本をなぜ作らなければ、ならなかったかという理由と言うか、
言い訳を書いただけになりましたが、江戸甘味噌の本を作る過程で、色々な新情報を
得ることができましたので、その話は、次回以降、申し上げます。


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